小児はりでは、主に「接触鍼」といって、先端の丸い専用の鍼を使用して、なでる・さする・トントンと軽く当てることで、子どもの体の不調や精神的な不安定さを整えていきます。
夜泣きや便秘・下痢、食欲不振などに効果があるとされています。また、落ち着きがない、イライラしやすい、感情の起伏が激しいなど、精神面が不調なときにもお試しください。
どれも「病気」とまではいかないけれど、日常的に困っている不調に寄り添えるのが小児はりの特徴です。

病気の治療ではなく、「健康維持」や「予防」を目的とした鍼灸施術のことです。
すでに痛みや症状が出てから行うのではなく、未病（みびょう）＝病気になる手前の不調を整える、東洋医学ならではの考え方に基づき、なんとなく体調がすぐれない、疲れやすくなった、眠りが浅いなど、「はっきりとした病気ではないけれど調子が悪い」という状態に、健康はりはとても効果があるといわれています。
健康はりは、定期的に続けることで体調が安定しやすくなるといわれています。

疲労回復はりは名前の通り、心身の疲れを回復させることを目的とした鍼灸治療で、肩こりや腰痛、眼精疲労に効果的です。
現代人の多くが感じる「慢性的な疲労」や「なんとなくダルい」を解消するために、とても効果的な施術です。
東洋医学の考え方では、「気・血・水」の巡りが悪くなると疲労や不調が起きやすくなるとされており、疲労回復はりでは、このバランスを整えることで、自然治癒力を高め、身体の内側から元気を取り戻すことを目的としています。
血流・リンパの流れを改善し、自律神経を整える、筋肉の緊張をほぐし、胃腸の働きを助けるなどの効果が期待できます。また、精神的ストレスの緩和や眠りの質の向上も期待できます。

当院のマッサージでは、主にあん摩や指圧の技術を用いて、筋肉のこりや張りをやさしくほぐしていきます。
手のひらや指で圧をかけることで、血行やリンパの流れを促進し、自然な巡りを整えていく施術です。
肩こりや腰の疲れ、足のだるさなど、日常的な不調のケアとしておすすめです。
強すぎない、ここちよい刺激で施術を行いますので、鍼が苦手な方にも安心して受けていただけます。